工場で働くための基礎知識

工場で働くための基礎知識を紹介

工場で働く基礎知識 4Mについて

こんにちは。

今回は工場の生産において重要になる4Mについて書きたいと思います。

 

4Mとは、

   man = (人、作業者)

   machine = (機械設備)

   material = (材料)

   method = (方法)

 

この4つの頭文字を取って4Mとなります。この4つの項目をうまく管理出来れば、QCDの向上に繋がるとされています。QCDについては過去の記事に内容を載せているのでそちらを参考にして下さい。

4Mの考え方として、ものを生産していると必ず不良品を作ってしまいますよね。100%良品というのは珍しいかと思います。そして不良品が出てしまう原因は、必ずこの4Mにあります。作業者への教育が不十分だったためか、機械設備のメンテナンス不足なのか等です。なので4Mの管理が甘ければ不良品も減りませんし、作業効率も上がらないので無駄にコストばかりかかることになります。

そのようにならないためには、作業者の教育計画を立てたり、機械設備のメンテナンス予定を立てたりと、4Mの管理をしっかり行うことが重要になってきます。

最後に4Mをうまく管理することができれば、より過ごしやすい作業場になるはずです。上司の目も変わることでしょう。良ければ参考にしてみて下さい。

工場で働く基礎知識 QCDについて

こんにちは。

今回は生産管理の3要素と呼ばれるQCDについて書きたいと思います。

 

QCDは製造業をするにあたり基礎中の基礎ではありますが、これがうまく行われていないと製造業は成り立ちません。

 

QCDの意味

 

Q = quality(品質)

C = cost(コスト)

D = delivery(納期)

 

このような意味になります。この3つのうち1つでも欠けてはいけません。そしてこの3つの中にも優先順位があります。左から順に優先度が高くなるとされています。品質がそのものを欲しい人の要望以上でなければ売れないですし、コストも抑えなければ売れる物を作ったとしても利益に繋がりにくくなりますからね。かなり当たり前のことをここでは言っております。当たり前のことですが、このようにまとめた言葉にするから理解がしやすいんだと私は思います。

 

今回のQCDについては、製造業で取り入れていない会社はないと思います。100歩譲ってそんなの知らないという会社があったとしても、会社が成り立っているならQCDは最低限クリアしているのかと思います。

 

最後にQCDをうまく行うためにはやはりお客さんの声を聞くことが一番大事になってきます。品質でも自分たちがこのくらいのレベルでいいだろうと思っていても、お客さんはそうでないかもしれませんよね。お客さんが欲しいものを作るわけなので、そこを間違えてしまうと大変なことが起きるかしれません。ご注意を!

工場で働く基礎知識 PDRサイクル

        こんにちは。

 今回はPDRサイクルというものについて書いていこうと思います。

 

 前回はPDCAサイクルという手法について書きました。今回もPDCAサイクルと同様に、作業の効率と質を高めるための手法についてです。PDRサイクルはハーバードビジネススクール教授のリンダ.ヒルいう方が考えた手法になります。人によっては「PDCAサイクルは古い!今はPDRサイクルだ!」という人もいれば「PDCAサイクルとPDRサイクルは使い分けて使用するべき」という人もいます。双方解釈の仕方が違うのだと思います。なので生活や仕事のスタイルは人それぞれですので、自分自身で解釈をし自分自身で合ったものを選ぶことが大切です。ネットや会社の上司にこれがいいからこれをやれということがあるかもしれませんが、自分自身で考えて取り入れることが一番大事だと私は思います。少し脱線しましたがPDRサイクルを解説していきたいと思います。

 

PDRサイクル

 

   P = prep(準備)

      ↓

   D = do(行動)

      ↓

   R = review(評価)

      ↓

      P

      ↓

      D(この流れを繰り返す)

このようになります。PDCAサイクルより一工程少ないので効率的なんじゃないかと思われます。では例を挙げていきましょう。

 

目的は「楽しく魚釣りをする」とします。

prep

魚を釣りにいくための準備をします。竿を買ったり、魚釣りをする日や場所を決めたりとかです。

do

準備が済んだ段階で行動します。魚を釣りに行ってしまいます。

review

行動をした結果をもとにprepの評価を行います。doの評価ではありません。doではprepしたことを実行しただけなので、doがあまりうまくいかなかったのはprepが原因と考えます。例えば「魚は釣れて楽しかったなー!でも一人で行ったから少し寂しかったなぁ…」となれば「場所や物の準備は問題なかったが友人を誘うという準備ができてなかった」という評価になります。

prep

今度はreviewも取り入れ準備を行います。

後はこの流れを繰り返していき質を向上させていきます。

 

どうでしょうか。PDCAサイクルとはかなり違った考え方ですね。PDRサイクルの方が結果は早く出せると思います。なので流動的な仕事をされている方はこちらの方が合っているかもしれませんねー。逆に固定的な仕事をされている方はPDCAの方が堅いのかもしれません。これはあくまでも個人的な意見です。

 

最後にPDCAサイクル、PDRサイクル共に確実に言えるのは、目的を明確にすることです。目的が明確でないと、このサイクル中に脱線して質の向上はあまり望めません。これは間違いありませんのでお忘れなくー!

工場で働く基礎知識 PDCAサイクル

こんにちは。

今回はPDCAサイクルについて書こうと思います。

 

PDCAサイクルとは仕事をうまく回すための手法ですね。ウォルターシューハート、エドワーズ.デミングらが提唱したものだそうです。そのためシューハートサイクル、デミングホイールとも呼ぶそうです(正直そんな呼び名は聞いたことはありませんでしたが…)。まぁPDCAサイクルというのは聞いたことがある方は多いんじゃないでしょうか?日本に入ってきたのは1950年と結構古いです。今でもまだまだ使用している方は多いそうですね。

 

では本題に入りましてPDCAサイクルとは、

   P = plan(計画)

      ↓

   D = do(実行)

      ↓

   C = check(評価)

      ↓

   A =action(改善)

      ↓

      P

      ↓

      D(この後はこの繰り返し)

 

このような流れで仕事を回せば効率よく質の良い仕事ができますよという手法です。

仕事以外でも活用ができます。

例えば、目的が休みの日に魚を釣りにいくとします。

plan

◯月◯日にどこの池か海か計画を立てます。何の魚を釣りたいかどのように行くかなども考えて計画を立てます。

do

計画通り実行します。

 check

実行したことを振り返ります。「魚たくさん釣れて楽しかったなぁ!でも一人で行ったからちょっと寂しかったなぁ…」とかです。

action

checkで振り返った結果をもとに改善をし、質を高めます。「場所は良かったけど次は友達を誘おう!」

そしてこの改善を取り込みまたplanを練り直します。

 

このような流れで取り組んでいけば効率よく質を向上できます。

最後にPDCAをうまく活用するコツですが、目的が明確でなければこのサイクルから脱線していき、質の向上があまり望めません。なのでPDCAサイクルをうまく活用したいのであれば目的を明確にすることを忘れずに!

 

 

 

工場で働いていくための基礎知識

初めまして。いちなつです。

 

私はただの会社員です。今まで普通に中学高校を卒業し、普通に会社に入り普通に過ごしてきました。何の取り柄もありません。ただだらだらと過ごしてきました。

会社を選ぶときも、私greendeyが好きでその当時warningのPVを見て、

「よし!工場で働こう!」

そんな感じで会社を選びました。軽率で頭が足りないんだと思います。

ですがとてつもなくかっこいいんです。そのPVが!

今見てもかっこよくて、あの当時PVの主人公が工場で働いている姿に憧れてしまったんですねー。

greendayのPVってほとんどかっこいいんですよね。

好きなアーティストのPVがかっこよく見えるのは当たり前かもしれませんが。

なので青春時代はgreendayのPVにかなり影響されていたと思います。

痛いですよね。

かといって青春時代荒れていたわけではなく普通の人でしたけど。基本的にベースは普通で何をしても普通です。普通なんです。私。

普通って何?ってなりますが多くの人が経験するであろう経験をしてきたってことです。

正直普通になりたくて普通を選んできました。

昔からとても周りの目が気になるタイプでしたので。

 

そんな私ですがここ数年前に役職につきましてさすがにがんばらないといけないなと思い勉強をしました。その勉強をした内容を私自身で整理しようと思いブログを始めたわけです。これからは工場で使える内容を書いていこうと思います。